ステロイドを用いたアトピー治療の効果と副作用について紹介しています。
ステロイド (steroid)と は、シクロペンタヒドロフェナントレンの誘導体の有機化合物の総称である。共通して、ステロイド核(シクロペンタノ-ペルヒドロフェナントレン核)と呼ばれる、3つのイス型六員環と1つの五員環がつながった構造を持っている。脂溶性の物質で、水には溶けない。
ステロイドはほとんどすべての生物が生体内で合成し、ホルモン、ビタミンとともに重要な構成物質として利用している。ステロイドの代表的なものは、細胞膜の構成に重要な脂質であるコレステロール、胆汁に含まれる胆汁酸などがある。また、ステロイドには性ホルモンやその他の副腎皮質ホルモン、昆虫の変態ホルモンなど、多様なホルモン作用をもつものが多く、これらはステロイドホルモンと呼ばれる。
ステロイドには副腎皮質ホルモンと呼ばれるものがあり、体内で生成されています。
副腎皮質ホルモンは、体の塩分・糖分を調節し、免疫・代謝などのバランスを整える作用があります。
このステロイドの効果として、炎症を抑える効果やストレスに対抗する効果などがあげられます。
この炎症を抑える効果を利用してアトピーの治療にステロイドが用いられています。
アトピーのステロイド外用薬は、ステロイドの炎症を抑える効果を強くした合成副腎皮質ホルモンです。アトピーによる湿疹やかゆみを抑える効果があります。
ステロイド外用薬には効果に応じてたくさんの種類があり、
利用者のアトピーの具合に応じて処方されています。
医師に処方してもらうほかに、一般の薬局で市販されているものもあります。
また、ステロイドはアトピーのほかに、喘息の治療にも用いられています。
ステロイドにはかゆみや湿疹を抑えてくれる効果がありますが、
ステロイドを塗り続けていると、副作用が現れる場合があります。
ステロイドの副作用として
・皮膚が傷つきやすくなる、薄くなる、赤くなる
・産毛が濃くなる(多毛)
・ニキビができやすくなる
アトピー治療にステロイドを用いる場合、ステロイドの効果と副作用を考え
自分の判断でステロイド外用薬の使用をやめたり、必要以上に使わないことが大切です。また、今自分が使っているステロイド外用薬がどんなものであるかも知っておくことが大切です。
ただステロイド外用薬の副作用のことを恐れる必要はありません。
使用方法を正しく行えば、アトピー治療に効果を発揮してくれます。
ステロイド外用薬を正しく使うために、効果と副作用については
しっかりと学んでおく必要があります。